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敬称略、アジカンと僕① BEST HIT AKG マーチングバンド

キャリア2枚目のベスト盤「BEST HIT AKG2」 発売を(勝手に)祝して、ぼくとほぼ同い年のアジカンに、ラブレターを(くさ)。

 

 

胎教がoasisだったという話を母から聞いたのは中学の時?ずっと言われてたのか、意識したのはその頃。

ちっちゃいとき天草の祖母の家に行く車でずっと流れてたのを覚えてるなぁ。

 

だからこの出会いは必然だったんじゃないかな(わら)と思いますね。ちょうどその頃アジカンにハマり出して、そう「BEST HIT AKG」がでた頃でした。もう2が出たんだもんなぁ。早いなぁ。

 

そして震災があって、アルバム「ランドマーク」が出ました。中二病全開の僕は、もしかしたら音楽って世界を変えたりするのかもしれないと幼心に思ったりしたものです。これがロックか!と。

 

わからない言葉ばっかりで辞書片手に聴いてました。

ニュースを見るようになりました。

社会の勉強がすこし捗るようになりました。

世界を変えたりはしなかったかもしれないけど、ゴッチ、田舎の少年のそれを変えることはできましたよ(うぇい)。

 

そこから遡ったり、新譜を聴いたり、高校生になるまでにはバックナンバーだいたい抑えられてたと思います。

 

2008年ごろのアジカンめちゃ好きだったな〜。社会的でコンセプチュアルな「ワールドワールドワールド」。どこか内省的、良曲づくしの「未だ見ぬ明日に」。湘南シリーズ集大成、キャッチーでゴッチのポップセンス爆発、僕の夢のひとつをこれを聴きながらの江ノ電周回にした「サーフ・ブンガク・カマクラ」。(金柿調べ)

ものっそいエネルギーですね。

特にワールドワールドワールドには、音楽を解釈する、ということを教えてもらいました。

 

デビュー10周年、横スタでのライブ映像はDVDが擦り切れるほど(ウソ)観ましたね。2日目オールスター感謝祭、ゲストの細美武士ボーカルで演奏された「遥か彼方」。明らかに原曲よりもかっこよく、ブラッシュアップされてんな、歌うめ〜と思いながら観てました。となりでギター弾いてるメガネの顔がちょっと切なく見えちゃったごめんねゴッチ。(なんか「本人よりかっこいい」みたいなこと言ってた気がする、切な笑。)

 

でもねゴッチ、僕はあなたが歌うから響くし、アジカンが好きなんですよ。

「未来の破片」のMVみたとき「なんかメガネの芋がかっこいい!」とびっくりしましたもん。

 

ところで、僕はすごい自意識過剰で、シニカルぶってて、中高の授業では手を上げて発表する人、グループワークでリーダーシップ取る人を「さすが」と言って皮肉るごみみたいな人間でした(いまだってそうかもしれない)。反面、僻みみたいなところもありましたけど(多分)。

そんな僕が、「ロック」!?「アナーキズム」!?「アジカン(わら)」みたいな。

なんか震災おきて、その後、みんな忘れようと(ていうか普通に戻そうと)がんばってたような、いやまだちゃらんぽらんな中坊だったんで無意識だったと思いますけども。

とにかく、起きたでっかいことについて意見を話すような友人はいなかった。僕もそれを阻んでたと思います。

それは大きい事で、別に普段から小さなことでも、疑問を持つということがなかったな、当然意見など。考えもしなかったな〜。いやずっと自意識過剰なのだ。「アジカン(わら)」みたいな意識もある。恥ずべきことだが。

 

1枚目のベストアルバム「BEST HIT AKG(2012)」には当時新曲だった「マーチングバンド」が収録されとりました。その歌詞に『開け、心よ』『光れ、言葉よ』と。

 

今でこそ思うけど、アジカンから学んだ大きなことのひとつは、こんな世界は間違っているとかそういうゴツゴツしたことじゃなくて(それももちろんあるけど)、考えることは間違いじゃないということだなあ。そしてそれを伝えることは、表現することは、もちろん間違いじゃないということですね。

アジカンのおかげもあって僕の心は開けてきました。言葉を持って表現することもできるようになってきました。うい。

そしてこれっていろんなところで学ぶことができるんだなということもわかります。たまたまアジカンだっただけで。「アジカン(わら)」なんでおれッ!別に好きじゃねえし!

 

さあそんな考えることを学んだ中坊も20歳になりました。アジカン!同い年やんけ!

そして発売された「BEST HIT AKG2(2018)」。そこに至るまでのアジカンと僕については次回!

 

ゴッチ〜大好きだよーーー!!

マーチングバンド

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